令和3年度 通常総会を終えて
残暑お見舞い申し上げます。さて、令和3年度の通常総会は6月19日に宮城県看護協会で開催いたしました。本年も三密を避けて短時間開催とせざるをえず、公益社団法人として必要な準備を重ねました。皆様にはご理解とご協力を賜りまして心より御礼を申し上げます。
当日の議案は、令和2年度の決算報告と令和4年度日本看護協会代議員選任そして令和3年度の宮城県看護協会役員選任でした。私事ですがご推薦ご承認をいただきまして有難うございます。2期目をこれまで以上に心して務めさせていただきますので、なにとぞよろしくお願いいたします。
来年度は多くの会員にご参集いただき、審議や報告ができることを願っております。7月3日には「支部合同会議」を開催し、活動方針の共有をいたしました。以前のように支部役員全員での顔合わせ会はできませんでしたが、支部活動をオンラインでも開催できるようにしたいという声をいただいていましたので、午前中はZoomの使い方に関する研修を行いました。
「看護の将来ビジョン」の実現をめざし、宮城県看護協会としても支部と課題を共有し、成果が見えるよう行動してまいります。そのためにも、支部活動との連係を一層深めていく年と考えています。
また、様々な場で活躍する看護職が社会のニーズに応え看護の専門性を発揮できるよう、職能団体としてもその一役を担えるよう取り組んでまいります。
今年度の事業計画の重点事項は以下の4つです。
- 1働き続けられる勤務環境改善の推進と就労支援
- 2地域包括ケアを支える看護職連携と人材確保
- 3看護職の役割発揮の推進
- 4支部機能の充実と組織拡大の取り組み
総会要綱には、公益法人として約束した定款の事業と重点事業の具体的内容等を含めて、宮城県看護協会事業の全てを記載しています。是非ご一読下さい。
最後になりますが、コロナ禍の中での東京2020オリンピック開催の是非が問われていましたが日本看護協会の「人がそこにいる限り看護は必要」という考えに、宮城県看護協会も賛同してきました。大会の成功と安全を祈っております。
皆様のお声をいただきながら、関係団体と連携を深め、協会事業を進めてまいりますので、引き続きどうぞご協力をお願いいたします。
公益社団法人宮城県看護協会
会長 石井幹子