公益社団法人 宮城看護協会

仙台南支部

支部長あいさつ

公益財団法人宮城厚生協会 長町病院
佐藤美津子

仙台南支部長の佐藤です。今年度より仙台南支部の支部長を引き継ぎました。どうぞよろしくお願い致します。日頃から会員の皆様には支部活動へご理解とご支援頂き深く感謝申し上げます。
昨年度よりコロナも5類となり支部活動が再開になっております。
今年度は9月8日(日)『はればれ健康フェスタ』、10月20日(日)『まちの保健室』若林区民ふるさとまつりへ参加し、今後1月22日(水)看護管理者ネットワーク会議等を企画予定しております。
今後も地域の看護職の交流の場をつくり、各施設の現状や課題など共有し、顔の見えるネットワークづくりを進めて参りたいと思います。役員・委員と協力しながら支部活動を実践し、広報を通して活動内容をお知らせしたいと思います。引き続き宮城県看護協会仙台南支部にご理解とご協力をよろしくお願い致します。

事業計画・事業報告

令和6年度 仙台南支部事業計画令和5年度 仙台南支部事業報告

支部総会

2024年度 宮城県看護協会仙台南支部通常総会資料

2023年度 宮城県看護協会仙台南支部 総会議事報告

広報

仙台南支部だより 第77号仙台南支部だより 第76号仙台南支部だより 第75号仙台南支部だより 第74号仙台南支部だより 第73号

研修会

はればれ健康フェスタ オンラインセミナー
令和5年9月10日(日)
看護協会共催 講演テーマ:「より長く『口から食べる』を実現するために大切なこと」
講師:JR仙台病院 摂食・嚥下障害看護認定看護師 高橋 菜穂

令和5年度 はればれ健康フェスタ(Youtube) ※公開終了しました

 


仙台南支部 教育委員
仙台市立病院  野田 美淑

「2024年度 宮城県看護協会 仙台南支部研修会報告」

 2024年度宮城県看護協会仙台南支部通常総会後、南支部研修会を開催致しました。群馬県立県民健康科学大学准教授の服部美香先生を講師にお招きし、「病院に就業する中堅・ベテラン看護師の学習ニードと研修への動機付け」というテーマでオンラインでのご講演を頂きました。

講演では、先生の研究結果を基に、就業年数を5年ごとのグループで分けた、各段階の学習ニードと、直面する問題の背景と特徴についての分析結果が示されました。就業年数10~14年の中堅看護師は、一連の業務を会得し、社会からより高い評価を得たい時期ではあるが、結婚・出産に関連した離職・復職といったライフイベントの変化が重なる時期でもあり、日常的に困難な問題に直面しながらも学習意欲が低く、人生の過渡期において葛藤やジレンマの時期にも直面している。最も学習の要望が高い年代は就業年数15年~19年で「最も頻繁に解決困難な問題に直面しており、学習の要望が高い」、就業年数20年~24年では「解決困難な問題に直面していなくとも、危機管理能力意識により学習の要望が高い」という結果が示された。一方で、院内研修が自身の学習ニードと一致しないと考えている中堅・ベテラン看護師が多いという結果も示され、アンドラゴジーに基づいた研修企画の重要性が確認されました。

講演後のアンケートでは「業務の核となる中堅・ベテラン看護師の学習ニードの背景と特徴をよく知ることができた。」「今回の講義をもとに、院内研修企画の参考にしたい。」「習慣的で固定概念が強く新しいことを受け入れられない、プライドが高い、学習意欲が低い、中堅・ベテラン看護師における行動変容や教育の難しさや対応についてのアドバイスもあり大変参考になった。」などの意見がありました。各施設における、中堅・ベテラン看護師の継続教育課題についての一助を担う、大変貴重な講演会となりました。

活動報告

令和6年度 看護管理者ネットワーク会議

仙台南支部 副支部長 松本亜矢(仙台赤十字病院)

 2025年1月22日に宮城県看護協会中ホールでネットワーク会議を開催しましたのでご報告いたします。「ネットワーク会議」って何をするの?という方も多くいらっしゃるかと思います。興味のある方はぜひ次回ご参加ください!
看護協会支部活動の重点目標のひとつに、「職能を超えた支部内看護職ネットワークの推進」があります。地域住民の健康を脅かすもの、看護職の専門性や継続性を脅かすものなど、地域の課題を共有し、共同して取り組むことができる体制を推進することが求められています。ネットワーク会議は支部内施設の、主に管理者(看護部長、副看護部長、看護師長、主任、教育担当者などの職位)の方が集い、ともに学びを深める機会や情報共有の場とすることを目的として開催しています。看護管理者ネットワーク会議
 今年度は27名(委員含む)に参加いただき、宮城県看護協会中ホールにてネットワーク会議を開催しました。テーマを「人材定着につながる職場」とし、仙台青葉学院大学阿部春美先生にご講義をいただきました。リテンションマネジメントという概念や世代ごとの特徴やかかわり方のコツなど、現場に生かすノウハウを学ぶことができました。
 後半はグループセッションを行い、それぞれが抱える問題や対応策などを参加者が熱く共有し、その後それぞれが少しほっとした表情で帰路についた印象でした。皆さん同じ悩みを持っているという一体感でしょうか・・・。参加者の看護管理者の皆さんの熱い思いに触発され、役員としてこれからも共有する機会を計画し、南支部の活動をさらに活性化させていきたいと思う一日でした。看護管理者ネットワーク会議
 仙台南支部ではこれまで看護管理者ネットワーク会議を開催し、保健医療福祉に携わる看護管理者がそれぞれの立場から「看護の質の向上」に関わる諸問題について討議、検討を行っています。次年度も、地域における看護管理者同士のネットワークを活用し、看護職の総体的な資質向上の推進を図るとともに、地域住民への看護サービスの質を高めることにつなげていくことを課題とし活動をしていきます。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

*事後アンケートは書面で報告とさせていただきます

2024年度宮城県看護協会仙台南支部 看護管理者ネットワーク事後アンケート

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