仙台北支部長
若松 恵美

盛夏の候 会員の皆様におかれましては益々御清祥のこととお慶び申し上げます。日頃より支部活動にご協力をいただきありがとうございます。
さて、2025年度の仙台北支部の活動は、仙台4支部共同で行われた「看護のひろば」開催からスタートしました。「看護のひろば」は看護の日・看護週間事業の一環として、若い世代への看護の魅力発信と疾病予防行動の啓蒙などを目的としています。北支部では、「看護協会まちの保健室」として、健康相談、血圧測定、血管年齢測定、肌年齢測定、体脂肪測定を担当しました。延べ84人の方々が参加されました。
仙台北支部会員数は2025年5月現在2,314名です。会員数の推移をみると減少傾向にあります。2025年度入会促進目標数は、41名です。2025年度も看護の魅力を発信しながら、支部内の管理者の皆様との連携を深めて協力体制を築いていきたいと考えております。会員の皆様、各支部の皆様、今後も北支部活動へのご協力をよろしくお願いいたします。
令和7年度 仙台北支部事業計画令和6年度 仙台北支部事業報告
仙台北支部報告 「看護のひろばに参加しました」仙台北支部報告 第77号仙台北支部報告 第76号活動報告(2023年度仙台北支部交流会)活動報告(「まちの保健室」2022年11月)活動報告(仙台北支部2021年度交流会)
日時:2025年12月16日(火) 15:00~16:00
テーマ:「管理者・看護教員のためのハラスメント研修」〜無意識にハラスメントをしてしまわないために〜
会場:宮城県看護協会 看護研修センター 大ホール
申込方法:下記申込フォームまたはポスター記載のメールアドレスより
申込フォーム(Googleフォーム)宮城県看護協会仙台北支部 2025年度看護管理者ネットワーク会議 ポスター
日時:2025年9月6日(土)10:00~12:00(受付9:30~)
内容:窒息+BLS(一次救命処置)のトレーニング
会場:東北大学クリニカル・スキルスラボ1階
詳細は下記ポスターをご覧ください。
テーマ: 窒息時の対応とBLSトレーニング
仙台北支部教育委員
佐藤正英
令和7年9月6日に仙台北支部交流会を開催致しました。交流会は他病院スタッフとの意見交流や看護手技の見直しの機会になればと、毎年企画運営しております。今年度は東北大学のスキルスラボで窒息時の対応とBLSトレーニングを行いました。今回は看護協会会員の方のみの募集とし13名の方に御参加いただきました。
窒息の講義はスキルスラボスタッフの須藤先生に、BLSは仙台北支部教育委員が担当し、人型シュミレーターを使い演習を行いました。4グループに分かれて、2グループ毎に窒息時の対応とBLSトレーニングを行い、どちらも体力を使う演習でしたが、汗を掻きながら真剣に取り組んでいました。また、今回参加された会員の方で、実際に窒息時の救命に立ち会った経験がある方や、未経験の方も参加しており、体験時の場面や救命対応等の意見交換も交えながら、より実践的な演習を行えました。
演習後のアンケートでは、胸骨圧迫や換気がモニターで評価できて良かった。BLSについて自信がなかったので演習できて良かった。他病院の方と交流ができた事が良かった。交流会を知る機会がなかったのでもっと広めて欲しい等のご意見を頂きました。今後も看護協会会員の皆様に興味を持っていただくような研修を企画してまいりますのでご参加の程宜しくお願い致します。

「忙しい日常臨床で実践できる!!遺族ケアのtips×エビデンス」
日 時:令和7年4月25日(金) 16時30分〜17時30分
場 所:宮城県看護協会会館 看護研修センター 大ホール(ハイブリッド開催)
対象者:すべての医療従事者
講 師:青山真帆 (山形県立保健医療大学看護学科老年看護学)
令和7年度仙台北支部講演会ポスター

令和7年4月25日(金)に、令和7年度仙台北支部講演会が開催され、39名(現地参加24名、WEB参加15名)の方々にご参加いただきました。今回の講演会では「忙しい日常臨床で実践できる!!遺族ケアのtips×エビデンス」をテーマに、山形県立保健医療大学老年看護学分野教授の青山真帆先生よりご講演いただきました。
青山先生からは、遺族ケアのエビデンスの共有にとどまらず、明日の臨床からすぐにでも実践ができる遺族ケアのコツをご教授いただきました。

講演後のアンケートでは、参加者全員より、講演に「満足した」との肯定的な評価をいただきました。また、アンケートの自由回答からは「ちょっとした一言や態度、ケアが家族に影響しているのだということがわかった」「家族は第2の患者という気持ちを忘れずに、ケアに生かしたい」「看取りの時期から行えるケアについて、学びになりました」などのご回答をいただき、多くの気づきが得られた有意義な時間となりました。
本講演会の講師をお引き受けいただいた青山真帆先生、開催にあたってご協力いただきました宮城県看護協会の皆様にこの 場をお借りして御礼申し上げます。
仙台北支部では、会員の皆様に向けて、講演会や交流会を今後も企画してまいります。ぜひ、ご参加ください。
仙台北支部 教育委員
升川 研人