仙台南支部長
佐藤 美津子

支部長拝命2年目になりました仙台南支部長町病院の佐藤美津子です。今年度もどうぞよろしくお願い致します。
仙台南支部は、2,031名の会員の方が看護協会に入会しており、支部2番目に大きな組織です。昨年度は、看護管理者ネットワーク研修会で『看護職員の定着につながる人材育成』をテーマに管内管理者の方との有意義な意見交換の場を持つことが出来ました。今年度も仙台4支部合同の『看護のひろば』で看護の魅力、健康相談等の活動を実施しております。昨年度の活動の課題を活かし、支部役員と共に、看護連携を強化した活動を進めて参りたいと考えております。さらに支部活動では、地域の各施設の現状や課題など把握しながら、交流の場をつくり、顔の見えるネットワークづくりを促進して行きたいと思います。支部役員と協力しながら、楽しく支部活動を進めて行きたいと思います。年間の活動内容は、広報を通して会員の皆様にお知らせしたいと思います。今年も仙台南支部会員の皆様には、ご支援とご協力をよろしくお願い致します。
令和7年度 仙台南支部事業計画令和6年度 仙台南支部事業報告
仙台南支部だより 第78号仙台南支部だより 第77号仙台南支部だより 第76号仙台南支部だより 第75号仙台南支部だより 第74号仙台南支部だより 第73号
「2025年度 宮城県看護協会 仙台南支部研修会報告」
仙台南支部 教育委員
JR仙台病院 齋藤 理
2025年度 宮城県看護協会 仙台南支部 通常総会後、南支部研修会を開催しました。東北大学大学院教育学研究科 教育心理学講座准教授の横田晋務先生をお招きし、「自閉スペクトラム症の理解と支援」というテーマにてご講演をいただきました。横田先生は、神経発達症をご専門としており、以前の職場では、障害学生の支援もされていたそうです。今回のご講演では、自閉スペクトラム症(ASD)についての診断・疫学、社会・認知的側面の特性だけでなく、先生のご研究・経験も元に、ASD特性のある方を支援するために周囲はどういったことができるのか、ということもお話ししていただきました。
ASD特性のある方は「心の理論」、「共感」が苦手だが、自分と似ている(特性のある)人には共感する、「苦手、できない」のではなくそれは状況によって変わるということ。障害には、個人モデル(個人の心身機能に原因があるという考え)と社会モデル(社会の仕組みや組織に原因があるという考え)があり、社会的バリアをなくしていくためには社会モデルへの理解が重要であるということ(視覚障害者に対し、見えるように練習しましょうと言いますか?)。支援の際には、①なんでうまくいかないのか仮説をたくさんたて、行った支援の効果をきちんと振り返る(本人にも聞いてみる)、②支援の内容を検討し、状況によって支援を増減する、③行う・行えない支援を双方が対等な合意を持つ、④キーマンの存在とその人の支援も必須、といった、特性に合わせた環境調整・関りが大切であるということを今回深く学ぶことができました。また、「障害」ではなく、「その人」を見る、理解するという横田先生からのメッセージも印象的でした。
講演後のアンケートでは、身近な人や自部署スタッフで特性のある人への対応で悩んでいる方も多いようで、「勉強になった」、「知識がブラッシュアップされた」といった感想を頂戴し、ニーズに合った研修会を開催できたと感じています。
1.日 時:令和7年11月26日(水) 14:00~16:30
2.場 所:宮城看護協会 大ホール
3.目 的:
1)仙台南支部管内の看護管理者間で情報交換・交流を通して、地域連携の強化を図る
2)施設間の協力体制強化のために看護管理者間の顔の見える関係作りをする
4.対象者:仙台南支部管内の医療・保健・福祉施設の看護管理者(病院・高齢者ケア施設・訪問看護ステーション・地域包括、行政等の施設長、看護部長、副部長、看護師長、副師長、主任相当にあたる方)
仙台南支部看護管理者ネットワーク会議2025 開催要項仙台南支部看護管理者ネットワーク会議2025 ポスター
宮城県看護協会仙台南支部
副支部長 松本亜矢(仙台赤十字病院)
令和7年11月26日(水)、仙台南支部主催で「令和7年度 第1回看護管理者ネットワーク会議」を開催しました。本会は、支部活動の重点目標である「職能を超えた支部内看護職ネットワークの推進」を目的としており、地域の看護管理者が共通の課題を共有し、協働して取り組むための基盤づくりを目指して実施しています。
当日は28名が参加し、保健・医療・福祉分野で活躍する看護管理者が参加し、宮城県看護協会 会長・浦山美輪氏より「看護を取り巻く現状と看護の 将来ビジョン2040」の講演が行われました。講演では我が国の医療提供体制についての現状や課題、看護協会が担う「ミッション・ビジョン・バリュー」わかりやすく説明いただき、最新の知見を得ることができました。また、看護職が安心して働き続けられる環境整備や、看護の専門性を発揮するための支援策について、最新の動向を交えてご講話いただきました。
後半のグループ討議では、「働き続けられる職場環境の普及 ~職場環境改善の取り組み」をテーマに、各施設の現状、課題、好事例について活発な意見交換がなされました。多様な勤務形態の導入、タスクシフト、教育体制の強化、離職防止策など、施設間で共有されたアイデアは、参加者にとって今後の改善のヒントとなる有意義なものとなりました。
南支部では、今後も看護管理者同士のネットワークを強化し、地域全体で看護の質向上と働き続けられる職場づくりを推進してまいります。
ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました。
